★浜松市 探偵調査★事実婚とは?

皆さん、こんばんは。

Keep First探偵事務です。いつも当ブログをお読みいただき有難うございます。

本日は、皆さん一度は耳にしたことがあるかと思いますが、事実婚についてお話させていただきます。

長年連れ添ったパートナーとお別れした方や、子どもが独り立ちして家に一人で居ることが多い方など、近頃ではシニア世代のパートナー探しも珍しくはなくなりました。中でも、シニア世代の選択肢として度々耳にするのが「事実婚」です。若い世代でも、この事実婚を選択するペアが増えてきましたが、事実婚とは具体的にどのようなものなのかはご存知でしょうか。今回は、それぞれに事実婚におけるメリットやデメリットについてお話させて頂きます。

事実婚とは?

法律婚においてなんらかの疑問や不都合を感じ、「実質的には夫婦関係といえる男女が、法的に入籍していない状態のこと」を事実婚と呼びます。つまり、婚姻届を提出していない夫婦は事実婚上での夫婦ということになります。

また、「内縁関係」との違いですが、基本的には事実婚と同じ意味を指します。互いに結婚の意思がありながら入籍しておらず、その上で法律婚上の夫婦のように長期間の共同生活をしている関係を呼びます。基本的にはどちらの場合も、同居や貞操義務、お互いの扶助義務などの責任を負うこととなりますが、それらが果たされていれば法律婚と同程度の保護を受けることができます。

婚姻届を出さずに同居する場合は、何も手続きをせず住民票を役所に提出すると「世帯主」と「同居人」と記載されますが、双方に婚姻の事実がないことが確認できれば「妻() (未届)」と記入してもらうことができます。

「メリット」

・夫婦別姓が叶う

法律婚では、一方がいずれかの戸籍に入籍するため「夫婦同姓」を余儀なくされます。

理由はさまざまですが、姓を変えることに抵抗がある場合は事実婚を選ぶペアが多いようです。

・夫婦関係を解消しても戸籍に残らない

事実婚ではそもそも結婚の時点で法的な手続きを踏まないため、夫婦関係を解消しても戸籍には何も残りません。初めから離婚を見通すことは難しいかもしれませんが、事実婚には法的な手続きを踏まないからこそのメリットがあります。

・夫婦関係が対等に維持される

事実婚では夫婦関係の解消の際の手順も少ないため、万が一「夫が育児や家事に協力しない」などの理由での別離を考える際に女性が比較的声を上げやすくなります。互いの合意の元での平等な夫婦関係が維持しやすいと言えるでしょう。

「デメリット」

・子どもは母の戸籍に入る
事実婚においてもし子どもが生まれた場合、自動的に認められるのは母子の関係のみとなります。父子の関係については改めて認知の手続きをしなければ戸籍に記載されることはありません。婚姻していない場合は子どもは母の戸籍に入り、母の姓を継ぐこととなります。

父の姓に変更したい場合には認知した上で家庭裁判所で許可をもらわなければならず、ある程度の手間や時間がかかってしまいます。

・相続権が認められない
前述した通り、万が一の際にも事実婚のパートナーには相続権がありません。

・各種控除が受けられない
扶養手当と違い、税法上の各種控除では受けられる者が「民法が定める配偶者」と決められています。つまり、事実婚におけるパートナーは配偶者とは認められず、税金の配偶者控除控除は受けることができません。

メリット、デメリットはありますが、お互い良いパートナーと最善の選択ができるようになることが1番ですね。

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